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Chiba, where Tomitadesign comes from.
母校千葉大工業意匠科で、正月早々ワークショップとレ
クチャー、パーティがありました。
l.lato

L'ALTRO LATO (THE OTHER SIDE=逆サイド)と題した
アジアの大学院生たちとのワークショップは、単純に特
定のデザインを進める課題ではなく、課題を自ら探し出
してくるところから出発します=社会や歴史と自分との
つながりをベースに、未来に何をすべきか。
残念ながら時間は不足気味でしたが、彼らの個性あふれ
るアプローチによって、僕自身も含めデザイナーの役割
を真剣に話し合う、すばらしい機会となりました。
chiba1

一方レクチャー会場は、毎日絵を描いて描いた、20年ぶ
りのアトリエで、聴衆は直接の後輩である学部生でした。
メディアを通して見えるデザイナー像ではない、生身の
先輩であることで、現実をあるがまま伝えたいと思って
いました。これまでお世話になったと思い至らなかった、
当時教わった先生方や、先輩らの顔が幾つも眼に浮かび、
自分が一番感動してしまいました。
chiba2

如何に入学が難しくても、未だ門が開かれた程度、勝ち
組などほど遠い位置にあの子らはいます。
大学生活で自分は優秀なのか、有能なのかという問いか
け=何者になれるのかという不安は、もっとむき出しに
なるべきかもしれません。社会にもまれたり、もみ返し
たり恐れずに出来る、自由で貴重な時間に。
「自分のやりたい」は、グーグルに載っていません。
自信につながるのは、みずから足を運び、みずからの眼
で確かめ、みずからの手を動かしたことだけです。そこ
に霊長脳の本来の働きがあり、人間の尊い神秘がある。

そしてあの子らに優秀や有能より、社会にとって「有用」
であることを目指して欲しいと願っています。彼らが生
きるのは、「有用」が「有益」に勝る時代だからです。

工房は移ってしまったので、今もその場所にある6階の
アトリエは、僕のデザイン人生の神聖な出発地点です。
この度のワークショップとレクチャーは、この聖地を再
び訪れ、卒業後二十年目に初心を思い出すという意味で
大変意義深かったのです。協力して下さった教授陣、ス
タッフの皆さまに心より感謝申し上げます。
chiba3
| - | 19:16 | comments(1) | trackbacks(0) |
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有用である事を目指す…そうありたいですね。ご多忙そうでなかなか会えませんが、バイタリティーあふれる仕事ぶりは様々なメディアから伝わってきていつも感動してしまいます。ライフスタイル展ででもまた会える日を楽しみにしています。
| zushi-kato | 2009/02/15 10:28 PM |
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